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車のカリキュラム / 第9講 新車か、中古か / 図解⑰

2つのスタートライン ・・・ 値段の落ち方と、4つの買い方

車は登録した瞬間に中古になり、最初の数年でいちばん大きく値が下がります。新車を買う人は、その期間を自分で引き受けています。
値下がりの割合は車種・時期・地域で大きく変わります。形をつかむための概念図としてご覧ください。

値段の落ち方(概念図)・・・下がり方は最初が急で、あとはゆるやか

100
新車
保証も装備も最新
約80
1年落ち
中身はほぼ新車
約60
3年落ち
状態と値段のつり合いが良い帯
約45
5年落ち
下がり方がゆるやかに
約30
7年落ち
修理費を見込む時期
約20
10年落ち
税が上がる区切りも
▼ ここがいちばん急
▼ 3年で約4割
▼ 以降はゆるやか
比べる点
新車ディーラーで注文
登録済未使用車新車と中古の中間
認定中古車メーカー系の保証つき
一般の中古車中古車店・専門店
価格
いちばん高い
新車より安いことが多い
一般の中古より高め
いちばん幅が広い
保証
メーカー保証が付く
扱いは車と店による。必ず確認
保証が付く。内容も明確
短い、または付かないことも
選べる自由
グレード・色・装備を自分で選べる
選べない。あるものから選ぶ
在庫の中から探す
数は多いが、条件が合う1台を探す手間
すぐ乗れるか
人気車は納期を待つ
すぐ乗れる
整備の期間を経て納車
在庫があればすぐ
状態の見極め
不要
ほぼ不要(走行距離はごくわずか)
点検済み。記録も見せてもらえる
自分で見極める必要がある(第10講)
向いている人
長く乗る/こだわりがある/故障で困る使い方
色やグレードにこだわりがない/早く乗りたい
初めての中古車/手間より安心
相場を調べられる/相談できる整備先がある

🏆 いちばん人気は3年落ち

最初の車検を終えた台数が多く出てくる帯です。値段はすでに大きく下がり、状態はまだ良い。中古で探すなら、まずこの帯を見てみてください。

💡 1台目は保証付きから

車の見方に自信がないうちは、保証の付いた中古車から入るのが安全です。差額は安心料であり、勉強代を払わずにすむ費用でもあります。2台目から選択肢を広げましょう。

⚠️ 長く乗るなら新車が効いてくる

長く乗るほど新車が有利になり、短く乗り換えるほど中古が有利になります。ただし10年先を確約できる人はいません。生活が変わる可能性も込みで、年間コストで比べてください。

出典:一般的な中古車流通および販売実務にもとづく整理。値下がりの割合は概念図であり、車種・時期・地域で大きく変わります。保証の内容は必ず書面で確認してください。 車のカリキュラム 図解⑰ / © 2026 秋元進吾
この図解はA3横(420×297mm)の1枚ものです。スマホでは画面の幅に合わせて縮めて表示しています。「原寸で見る」で拡大、印刷とPDFはA3横のままです。