雲でも、スライムでも、10円玉でもなく、自分を研究する。「何に反応して、何が苦じゃなくて、何が嫌いなのか」を観察して、記録して、まとめる。これ、立派な研究です。
しかも、できあがった「自分の取扱説明書」は、提出が終わっても使えます。進路を考えるときの、いちばんの材料になるからです。正解はありません。思ったとおりに、本音で書いてください。
自由研究は「予想→調べる→結果→わかったこと」の順で書くと形になります。まず予想です。
研究を始める前の予想:私はたぶん、こういう人間だと思う。
誰にも言われてないのに気になる。つい見てしまう。時間を忘れる。そういうものです。
得意じゃなくてもいい。「やっていて、そんなに疲れないこと」です。
自分では普通だと思っていることほど、ここに出ます。「それ助かる」と言われたこと、ありませんか。
好きが分からなくても、嫌は分かるはず。これも立派な条件設定です。
好きな世界に、プレイヤーとして入らなくてもいい。当てはまるものに、いくつでもチェック。
ここまでの観察を見返して、まとめの一文を書きます。予想と比べてみてください。
私は、
・・・という人間である。
これが、この研究のいちばんの成果です。予想どおりだったなら「自分をよく分かっていた」という発見です。
この対応で表紙とまとめを付ければ、そのまま提出できる形になります。
| 研究タイトル例 | 「自分」という人間の研究 〜取扱説明書をつくってみた〜 |
|---|---|
| 研究の動機 | 進路を考える前に、まず自分がどんな人間かを調べようと思ったから |
| 研究の方法 | 1週間、自分の行動を観察して、5つの項目で記録した(反応・楽なこと・頼まれること・避けたいこと・好きの種類) |
| 結果 | このシートの「研究のまとめ」 |
| 考察 | 「予想と比べて意外だったこと」+これからどう活かすか |