こんにちは。秋元進吾です。
このページは、読み物ではありません。棚です。
モヤモヤした日に、今の気持ちにいちばん近い言葉を探しに来る場所として作りました。感情を表す言葉を180語、意味と使いどころつきで14の棚に並べてあります。
先にひとつだけ、正直に言っておきます。感情の言葉を「全部」集めることは、できません。方言、古い言葉、文学の表現、若者言葉まで入れると、きりがないからです。ここにあるのは、ふだんの暮らしと会話で使いやすい言葉たちです。それでも、たいていの気持ちには名前が見つかると思います。
この一覧の使い方
覚えなくて大丈夫です。暗記のページではなく、探すページです。
- 今の気持ちに近そうな棚を開く
- 近い言葉を2〜3個、見比べる
- いちばん近いものを、ひとつ選ぶ
名前が近いほど、気持ちの置き場所が定まります。
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棚は14個です。気になるところへ飛んでください。
1. 喜び・快の気持ち(22語)
うれしい・・・望んでいたことが起きて、心が明るくなる。場面:褒められた、合格した、会いたかった人に会えた
楽しい・・・その時間や活動が心地よく、気分が弾む。場面:友人との会話、旅行、遊び、イベント
幸せ・・・満たされていて、よい状態だと感じる。場面:家族団らん、目標を達成したあと、穏やかな日常をかみしめるとき
満足・・・期待や必要が満たされて、不満が少ない。場面:仕事の成果、買い物、食事、学習の進み具合
安心・・・不安や心配がなくなり、落ち着く。場面:無事の連絡が来た、問題が解決した、確認が取れた
安堵(あんど)・・・緊張や不安から解放されて、ほっとする。場面:試験が終わった、検査結果が問題なし、締切を守れた
快い(こころよい)・・・気分がよく、心地よい。場面:人の対応、天気、音楽、空間がよいとき
爽快(そうかい)・・・スッキリして気分がよい。場面:運動のあと、片付けのあと、悩みが整理できたとき
愉快(ゆかい)・・・おもしろくて楽しい。場面:ユーモアのある会話、笑える出来事
上機嫌・・・とても機嫌がよい状態。場面:よい知らせがあった、好きなことをしているとき
ご機嫌・・・機嫌がよいこと(やや会話的)。場面:子どもの様子、日常の軽い会話
ワクワクする・・・期待で胸が弾む。場面:旅行の前、新しい企画、初挑戦の前
ドキドキする(期待寄り)・・・期待や高揚で心拍が上がる感じ。場面:発表の前、好きな人に会う、結果待ち
胸が躍る・・・強い期待や興奮で心が弾む。場面:大きなチャンス、夢に近づく話を聞いたとき
心弾む・・・気分が軽く、明るくなる。場面:春、イベント、うれしい予定がある日
誇らしい・・・自分や身近な人の成果を誇りに思う。場面:子どもの成長、チームの成果、自分の努力の実り
誇りに思う・・・価値あることとして、自信をもって感じる。場面:仕事の理念、家族、仲間、社会への貢献
感激・・・強く心を動かされるほど、うれしい・ありがたい。場面:サプライズ、感動的な言葉、親切に触れたとき
感動・・・深く心が動かされる(喜び・敬意・切なさを含むこともある)。場面:映画、音楽、努力の物語、スポーツ
ありがたい・・・助けや恵みを受けて、感謝を感じる。場面:支援を受けた、配慮してもらったとき
うっとり・・・美しさや心地よさに見とれて、ぼんやり満たされる。場面:景色、音楽、香り、美術、魅力的な人
ほっとする・・・緊張がゆるんで、安心する。場面:無事に終わった、連絡が取れた、ひと段落ついたとき
2. 悲しみ・喪失の気持ち(20語)
悲しい・・・失ったり傷ついたりして、心が痛む。場面:別れ、失敗、期待外れ、人の苦しみを見たとき
つらい・・・心身ともに苦しく、耐えにくい。場面:失恋、仕事の重圧、体調不良、人間関係
苦しい・・・精神的・身体的に圧迫感がある。場面:不安、後悔、息苦しさ、追い込まれたとき
切ない・・・悲しさ・愛しさ・寂しさが混ざった、胸の痛み。場面:思い出、叶わない願い、季節の変わり目
寂しい・・・人とのつながりや温かさが、足りない感じ。場面:一人の時間、別れたあと、会えない期間
心細い・・・頼れるものが少なく、不安で孤独な感じ。場面:知らない場所、夜、一人で問題に向き合うとき
孤独・・・ひとりぼっちだと、強く感じる状態。場面:理解者がいない、集団の中で浮いているとき
落ち込む・・・気分が沈み、元気がなくなる。場面:失敗、否定された、期待が外れたとき
へこむ・・・ショックで気持ちがしぼむ(口語的)。場面:ミス、失言、軽い失敗、評価が下がったとき
しょんぼり・・・元気なく、小さくしぼんだ様子。場面:子ども、叱られたあと、望みがかなわないとき
がっかり・・・期待していたぶんだけ、失望する。場面:約束が流れた、結果が悪い、期待外れの商品
失望・・・期待や信頼が、大きく崩れる。場面:人の言動、組織、不誠実な対応
絶望・・・希望がないと感じるほど、追い詰められる。場面:深刻な失敗、重大な喪失(重い文脈で使う言葉です)
無念・・・悔しさや心残りをともなう悲しみ。場面:あと一歩で届かなかった、志半ばで終わったとき
やるせない・・・どうしようもない悲しさ・むなしさ。場面:理不尽な出来事、取り返せない状況
いたたまれない・・・その場にいるのがつらくて、耐えにくい。場面:気まずい場面、人の失敗や苦境を見たとき
泣きたい・・・悲しみ・悔しさ・疲れで、涙が出そう。場面:限界に近いとき、ショックが強いとき
喪失感・・・大切なものを失った、空白の感じ。場面:退職、卒業、別れ、目標達成後の燃え尽き
むなしい・・・意味や手応えが感じられず、空っぽな感じ。場面:努力が報われない、むなしい争いのあと
空虚・・・内面が空いているような感じ(やや文学的)。場面:燃え尽き、喪失、目的を見失ったとき
3. 怒り・不快の気持ち(20語)
怒る・・・不当さや不快さに反応して、強い不満を持つ。場面:約束破り、失礼、危険な行為、理不尽
腹が立つ・・・怒りが込み上げる。場面:失礼な対応、繰り返しのミス、不公平
いらいらする・・・小さな不快が積み重なって、落ち着かない。場面:待たされる、話が進まない、疲れているとき
むかつく・・・強い不快・反感を覚える(口語・強め)。場面:挑発、侮辱、マナー違反
癇に障る(かんにさわる)・・・言い方や態度が、神経を逆なでする。場面:上から目線、嫌味、しつこい言動
不快・・・気分がよくない、不愉快である。場面:発言、態度、環境、におい、音など
不愉快・・・不快感が、やや強い表現。場面:失礼な扱い、不適切な発言
憤る(いきどおる)・・・道理に反することに、強く怒る。場面:差別、不正、社会的な理不尽
憤慨・・・非常に強く怒る(やや硬い)。場面:公的な問題、不誠実な説明
激怒・・・激しく怒る。場面:重大な裏切り、危険な行為、深刻な失態
立腹(りっぷく)・・・腹を立てる(やや改まった表現)。場面:ビジネス文書、フォーマルな説明
反感・・・相手に対して、反発・嫌悪の気持ちを持つ。場面:高圧的な態度、不公平な人事、価値観の衝突
嫌悪・・・強い嫌な感じ・受けつけない感情。場面:不潔さ、残酷さ、倫理に反する行為
うんざり・・・同じ不快なことが続き、嫌気がさす。場面:愚痴の繰り返し、終わらない作業、トラブル続き
嫌気がさす・・・もう嫌だ、という気持ちになる。場面:慢性的な問題、悪い習慣、人間関係の疲れ
納得いかない・・・理由や結果に合意できず、モヤモヤする。場面:評価、説明不足、ルールの運用
悔しい・・・負け・失敗・届かなさへの、痛みと反発。場面:試合、受験、商談、コンテスト
歯がゆい・・・もどかしく、思うように進まない。場面:成長が遅い、相手に伝わらない、状況を変えられない
もどかしい・・・進展がなく、じれったい。場面:待機時間、準備期間、停滞期
くやし泣きしたい・・・悔しさが大きく、涙が出そう。場面:僅差で負けた、努力が届かなかったとき
4. 怖れ・不安・緊張の気持ち(18語)
不安・・・先の見通しが立たず、心配になる。場面:新生活、健康、仕事、お金、試験前
心配・・・悪い結果を、気にかける。場面:家族の体調、子どもの帰宅、仕事の進み具合
怖い・・・危険や脅威を感じる。場面:事故、怒鳴り声、暗い道、人間関係の圧
恐ろしい・・・非常に強い恐れ(強調した言い方)。場面:災害、重大なリスク、深刻な話
恐れる・・・悪いことが起こる可能性に、おびえる。場面:失敗、批判、損失、罰
恐怖・・・非常に強い怖れ。場面:災害、事故、脅し、命の危険
緊張・・・失敗できない状況で、心身がこわばる。場面:面接、発表、試合、本番前
張り詰める・・・緊張で気持ちが、ぴんと張った状態。場面:勝負どころ、厳粛な場、危機対応
ドキドキする(不安寄り)・・・不安・緊張で心拍が上がる。場面:結果発表の前、初対面、呼び出し
ひやひやする・・・危なっかしくて、冷や汗が出る感じ。場面:ギリギリの運転、危ういプレー、締切直前
びくびくする・・・怖れて、おどおどする。場面:叱責を恐れる、威圧的な相手の前
おびえる・・・強い恐れで、縮こまる。場面:怒鳴り声、脅し、怖い記憶を呼び起こすもの
気が気でない・・・心配で、落ち着いていられない。場面:家族の手術、重要な連絡待ち、災害時
落ち着かない・・・不安や緊張で、平常心でいられない。場面:待ち時間、異動の直後、環境の変化
焦る・・・時間や結果へのプレッシャーで、冷静さを失う。場面:締切間近、遅刻しそう、予定外のトラブル
追い詰められる・・・逃げ場がなく、苦しく感じる。場面:納期、借金、対人の圧力、働きすぎ
警戒・・・危険を想定して、身構える。場面:初対面、詐欺への注意、リスク管理
疑心暗鬼・・・疑いが強くなり、何でも怪しく感じる。場面:裏切りのあと、情報が錯綜しているとき
5. 驚き・混乱の気持ち(13語)
驚く・・・予想外のことに反応して、心が動く。場面:急な知らせ、想定外の結果、サプライズ
びっくりする・・・驚く(口語的)。場面:大きな音、急な連絡、意外な展開
仰天(ぎょうてん)・・・非常に驚く(やや強め)。場面:桁違いの数字、衝撃のニュース
唖然(あぜん)・・・あまりのことに、言葉を失う。場面:非常識な言動、想定外の失態
呆然(ぼうぜん)・・・ショックや驚きで、ぼんやりする。場面:突然の別れ、大きな損失、事故の直後
動揺・・・心が揺れて、落ち着かない。場面:想定外の連絡、トラブル発生、批判を受けたとき
戸惑う・・・どう対応していいか、迷う。場面:新しいルール、急な依頼、価値観の違い
面食らう・・・予想外のことで、一瞬たじろぐ。場面:強い口調、突飛な提案、急な質問
困惑・・・混乱して、対応に困る。場面:曖昧な指示、矛盾した情報、難しい相談
混乱・・・情報や感情が、整理できない状態。場面:トラブルの多発、急変、説明不足
ショック・・・強い衝撃を受ける。場面:悪い結果、失言、予想外のニュース
衝撃を受ける・・・価値観が揺れるほど、強い印象を受ける。場面:事実の発覚、圧倒的な作品、過酷な現実
ぽかんとする・・・理解が追いつかず、一瞬空白になる。場面:急展開、難解な説明、冗談が通じないとき
6. 嫌悪・苦手の気持ち(10語)
嫌だ・・・したくない、受け入れたくない。場面:苦手な作業、不快な相手、無理な頼み
嫌い・・・対象に対して、好ましくない感情がある。場面:食べ物、人、状況、行為
苦手・・・嫌悪ほどではないが、不得意・やりにくい。場面:人前で話す、計算、初対面の対応
気持ち悪い・・・生理的・心理的に不快。場面:におい、映像、言動への嫌悪反応
ぞっとする・・・恐怖や嫌悪で、寒気がする感じ。場面:怖い話、悪意ある行動、事故の映像
鳥肌が立つ・・・強い不快・恐怖で、身体が反応する。場面:不気味な話、嫌な予感(感動の意味で使うこともある、文脈で変わる言葉です)
受けつけない・・・感覚的・価値観的に、無理。場面:食べ物、話し方、考え方、表現
拒絶感・・・はっきり拒みたい気持ち。場面:無理な接触、価値観の押しつけ
軽蔑(けいべつ)・・・相手を見下し、価値が低いと感じる。場面:不誠実、弱い者いじめ、裏切り(強い言葉なので、使うときは注意)
見下す・・・相手を低く評価する、気持ちや態度。場面:優越感や差別的な態度を説明するとき
7. 愛情・親しみの気持ち(12語)
好き・・・好意・親しみ・愛着がある。場面:人、食べ物、趣味、場所
大好き・・・好きの気持ちが、とても強い。場面:恋愛、子ども、推し、活動
愛しい(いとしい)・・・大切で、守りたくなるような愛情。場面:家族、恋人、子ども、ペット、思い出
愛情・・・深く、大切に思う気持ち。場面:家族関係、子育て、長い関係性
親しみ・・・近く感じて、打ち解けた気持ち。場面:同僚、常連のお店、親しみやすい人柄
親近感・・・共通点などから、距離が近く感じられる。場面:同郷、同年代、似た経験の人
なつかしい・・・過去のよい記憶を思い出して、温かくなる。場面:昔の曲、写真、場所、再会
慈しみ(いつくしみ)・・・深く、やさしく、大切に思う気持ち。場面:子育て、介護、長い関係性(やや文語)
思いやり・・・相手の気持ちを想像して、配慮したい気持ち。場面:看病、接客、チーム運営、人間関係全般
信頼・・・相手を、安心して任せられる気持ち。場面:仕事仲間、家族、長い付き合い
安らぎ・・・穏やかで、守られている感じ。場面:家庭、自然、安心できる人との時間
ぬくもりを感じる・・・人の優しさや温かさに、触れる感覚。場面:励まし、支援、丁寧な対応
8. 恥・罪悪感の気持ち(13語)
恥ずかしい・・・人に見られて気まずい、照れる、体裁が気になる。場面:注目される、失敗、褒められたとき(照れ)
照れる・・・好意的な注目や褒め言葉に、気恥ずかしくなる。場面:褒め言葉、感謝、恋愛の場面
気まずい・・・場の空気が重く、どう振る舞うか困る。場面:失言のあと、ケンカのあと、沈黙
バツが悪い・・・面目が立たず、居心地が悪い。場面:間違いを指摘された、見栄が崩れたとき
申し訳ない・・・相手に、悪かったと感じる。場面:遅刻、迷惑、配慮不足
すまない・・・申し訳なさ(やや口語的な言い方)。場面:謝罪、負担をかけたとき
罪悪感・・・悪いことをした、またはそう感じる心の重さ。場面:約束破り、嘘、休むことへの後ろめたさ
後ろめたい・・・やましさがあって、堂々とできない。場面:隠し事、先延ばし、やるべきことの未達
自責・・・自分を責める気持ち。場面:失敗、対人トラブル、結果への責任
情けない・・・自分の不甲斐なさに、失望する。場面:弱さが出た、約束を守れなかった、感情的になったとき
みじめ・・・自尊心が傷つき、惨めな気持ちになる。場面:屈辱、比較で負けた感覚、孤立
劣等感・・・他者と比べて、自分が劣っていると感じる。場面:成績、収入、能力、外見の比較
引け目・・・自信が持てず、遠慮してしまう気持ち。場面:経験の差、立場の差、経歴の差
9. うらやましさ・比較の気持ち(7語)
うらやましい・・・相手の持つもの・状況をよいと思い、自分も欲しいと感じる。場面:成果、環境、人間関係、才能
羨望(せんぼう)・・・強いあこがれをともなう、うらやましさ。場面:尊敬する人の実績、理想の働き方
嫉妬(しっと)・・・相手へのうらやましさに、不安・不満・独占欲が混ざる。場面:恋愛、職場の評価、注目の偏り
ねたましい・・・嫉妬が強く、相手をよく思えない。場面:競争、比較、評価の偏り
焦燥感・・・他人の進み具合を見て、焦る気持ち。場面:SNS、同期の活躍、年齢の節目
あせり・・・置いていかれる感覚で、急ぎたくなる。場面:キャリア、学習、成果の競争
あこがれ・・・理想像に近づきたいという、前向きな感情。場面:ロールモデル、職業、表現者、生き方
10. やる気・前向きの気持ち(13語)
やる気がある・・・行動したい気持ちがある。場面:新しい企画、学習の開始、目標を決めたあと
意欲・・・積極的に取り組もうとする気持ち。場面:面接、学習、改善活動、チームづくり
熱意・・・強い思い入れと、前進するエネルギー。場面:プレゼン、指導、挑戦、起業
情熱・・・長く燃え続ける、強い思い。場面:仕事、作品づくり、教育、使命感
前向き・・・よい方向に考えようとする姿勢。場面:失敗後の再起、相談、伴走支援
乗り気・・・やることに、気持ちが向いている。場面:提案を受けたとき、外出、企画への参加
その気になる・・・やってみよう、という気持ちになる。場面:励まされたあと、成功例を見たとき
決意・・・やると心を固める、感情と意思。場面:習慣づくり、転職、挑戦の開始
覚悟・・・困難や結果を受け入れる前提で、臨む心構え。場面:大きな決断、責任ある役割、勝負どころ
闘志・・・競争や困難に、立ち向かう気持ち。場面:試合、商談、逆境からの巻き返し
自信・・・自分ならできる、という感覚。場面:準備ができたとき、成功体験のあと
手応えを感じる・・・うまくいく感触がある。場面:練習、営業、執筆、学習の進み具合
希望・・・未来に、よい可能性を感じる。場面:再出発、治療、新しい計画、支援を得たとき
11. 疲れ・停滞の気持ち(11語)
疲れた・・・心身のエネルギーが、減っている。場面:長時間の仕事、対人の疲れ、移動のあと
だるい・・・体や気持ちが重く、動きにくい。場面:寝不足、季節の変わり目、疲労時
しんどい・・・つらくて、きつい(身体・精神どちらも)。場面:忙しさ、人間関係、心身の不調
無気力・・・やる気が出ない状態。場面:燃え尽き、失敗続き、睡眠不足
やる気が出ない・・・行動のエネルギーが、湧かない。場面:単調な作業、疲労、目的がはっきりしないとき
面倒くさい・・・手間に感じて、気が進まない。場面:片付け、事務作業、返信、準備
億劫(おっくう)・・・やるのが重く感じる(やや丁寧な言い方)。場面:外出、連絡、長い作業を始めるとき
退屈・・・刺激や意味が足りず、時間が長く感じる。場面:待ち時間、単調な授業、同じ作業
飽きる・・・興味が続かなくなる。場面:反復作業、ルーティン、娯楽の続けすぎ
倦怠感(けんたいかん)・・・疲れやだるさが、続く感じ。場面:体調不良、疲労の蓄積、ストレス
燃え尽きた・・・頑張りすぎて、エネルギーが尽きた。場面:大きな仕事のあと、試験のあと、長い努力のあと
12. 落ち着きの気持ち(7語)
落ち着く・・・心が静かになり、安定する。場面:深呼吸のあと、静かな場所、整理が済んだとき
平静・・・動揺せず、穏やかな状態。場面:危機対応、対話、冷静な判断
冷静・・・感情に流されず、判断できる状態。場面:トラブル対応、交渉、分析するとき
穏やか・・・刺激が少なく、やさしく安定している。場面:休日、家庭の時間、対話の雰囲気
しみじみ・・・静かに、深く感じ入る様子。場面:思い出、季節、人生の節目
凪(なぎ)のよう・・・波立たない、静かな心(比喩)。場面:瞑想、受け入れ、整理が進んだあと
受け入れられた気がする・・・否定されず、存在を認めてもらえた安心感。場面:話を最後まで聞いてもらえた、共感された、居場所を感じたとき
13. 興味・知りたい気持ち(8語)
興味がある・・・知りたい・試したい気持ちがある。場面:新しい分野、講座、道具、話題
関心がある・・・注意を向けている、重要だと思っている。場面:社会問題、教育、業界の動き
気になる・・・はっきりしないが、意識に残る。場面:人の言動、結果、ニュース、違和感
好奇心・・・未知を知りたい、という欲求。場面:学習、研究、子どもの問い、新しい技術
知的興奮・・・理解や発見による高揚。場面:よい仮説、点と点がつながる瞬間
納得・・・意味や理由が、腑に落ちる。場面:説明、因果関係の理解、議論のあと
腑に落ちる・・・深いレベルで理解できる。場面:指導、読書、体験を言葉にできたとき
ひらめく・・・アイデアが、突然浮かぶ。場面:企画、執筆、問題解決、散歩中
14. まざった気持ち(6語)
1語で言い切れない気持ちは、実際にはとても多いです。まざったまま言っていい、という棚です。
複雑な気持ち・・・喜び・悲しみ・不安などが混ざって、整理しきれない。場面:卒業、異動、子の成長、別れをともなう前進
嬉しいけど寂しい・・・前進への喜びと、別れの寂しさが同時にある。場面:進学、転職、卒業、引っ越し
安心したけど疲れた・・・緊張が解けた反動で、疲れが出る。場面:本番の終了、看病のあと、長い案件の完了
怒りより悲しい・・・相手への不満よりも、失望や喪失感が大きい。場面:信頼していた人に裏切られたとき
ありがたいけど申し訳ない・・・助けられて感謝しつつ、負担をかけた罪悪感もある。場面:支援を受けた、迷惑をかけたあと
怖いけど挑戦したい・・・不安と、成長したい気持ちが同時にある。場面:登壇、転職、起業、初挑戦
強さの階段
似た言葉でも、強さの段階が違います。いま何段目にいるかを見ると、名前がもう一歩近づきます。
うれしい → 感激 → 感動 (強さが増す)
心配 → 不安 → 恐怖 (脅威の強さが増す)
いやだ → 不快 → 嫌悪 (拒否感が強くなる)
がっかり → 失望 → 絶望 (希望の落差が大きくなる)
いらいら → 腹が立つ → 激怒 (怒りの段階が上がる)
似ているけど違う・・・不安・心配・焦り・緊張
この4つは、よくひとまとめに「不安」と呼ばれてしまいます。でも中身は別ものです。
一瞬で見分けるコツ
- 不安=霧の中。何が起きるか分からない
- 心配=一点ロックオン。あの件が気になる
- 焦り=時間が相手。遅れを取り戻したい
- 緊張=本番が相手。評価・注目で体が固まる
組み合わせで言えると、もっと近い
- 不安(広い)⇔ 心配(狭い)/緊張(本番)⇔ 焦り(時間)
- 不安+緊張=「失敗が怖い」
- 心配+焦り=「確認したいし、急いでいる」
子どもと使うとき(言い換えと声かけ)
この4語は、子どもにとっては特に区別がつきにくい言葉です。言い換えと、たとえと、そのまま使える声かけを置いておきます。
不安(ふあん)
言い換え:「なんかこわい」「どうなるか分からなくてモヤモヤ」「イヤなことが起きそうな気がする」
たとえ:暗い道を一人で歩くみたい
声かけ例:「不安って、先が見えないときに出る気持ちだよ。何がこわいか一緒に探そう」
心配(しんぱい)
言い換え:「大丈夫かな」「あれ、うまくいくかな」「〇〇のことが気になる」
たとえ:気になる一点を、ずっと見ちゃう感じ
声かけ例:「心配は、気になるポイントがあるときに出るよ。何が気になる?」
焦り(あせり)
言い換え:「急がなきゃ!」「間に合わない!」「まちがえそうなのに止まれない」
たとえ:信号が赤になる前に走ってるみたい
声かけ例:「焦ってるときは、ゆっくりすると逆に早くなるよ。まず深呼吸しよう」
緊張(きんちょう)
言い換え:「ドキドキして体がかたくなる」「失敗したくないって思う」「みんなに見られてる感じ」
たとえ:体がロボットみたいに固まる
声かけ例:「緊張は、がんばりたい証拠だよ。体をゆるめると声も出るよ」
子どもが自分で言えるテンプレ
「いま、(不安/心配/焦り/緊張)だよ。
だって(理由)だから。
だから(してほしいこと)をしてほしい。」
例:「いま、緊張だよ。だって発表でみんなが見るから。だから最初の一文を一緒に練習してほしい。」
使い分けの練習(こたえつき)
- 「明日の遠足、雨かも。なんかモヤモヤ」→ 不安
- 「帰りが遅い。大丈夫かな」→ 心配
- 「あと5分で提出!手が止まらない」→ 焦り
- 「発表前に心臓バクバク」→ 緊張
気持ちを言葉にするテンプレ
言葉を選んだあと、もう少し先まで言いたい日は、この形が使えます。
わたしは今、(感情)を感じている。
なぜなら、(出来事)があったから。
本当は、(こうであってほしいこと)がある。
だから、(次にすること)をしたい。
例:「わたしは今、もどかしさを感じている。なぜなら、準備しているのに結果がまだ出ないから。本当は成長の手応えがほしい。だから今日は小さな進捗をひとつ確認する。」
1行目で止まる日は、1行目までで十分です。
今日、ひとつだけ
💬 今日の1つだけ
今日の気持ちに、いちばん近い言葉を
この中から1つだけ選んでみてください。
選べたら、それでこのページの役目は果たされています。ブックマークして、モヤモヤした日にまた来てください。
この棚の使い方を書いた回
「言葉は知っているのに、うまく言えない」の正体と、紙に3行で名前をつける方法は、こちらに書きました。
30年飛び級講習 第8講
うまく言えないのは、
語彙が足りないからじゃない
第8講を読む
登録不要・無料で最後まで読めます
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