てっぺんを見るから、しんどいんじゃ。
足もとを照らしてごらん。
再生ボタンで音が出ます。1分ちょうど。字幕は映像の中に入っています。
夜の山。おじいちゃんの形見のランタンを提げて、ハルはひとりで頂上を目指しています。
てっぺんは、見えない。疲れて岩に座りこんだとき、ランタンの炎に目がひらいて、しゃべりだしました。
1分だけ、見てみてください。絵も、動きも、声も、音楽も、効果音も、画像や録音をひとつも使わず、すべてプログラムのコードから作ったアニメです。
山を登るとき、しんどいのは坂ではなく、遠いてっぺんを見続けることです。この場所で何度も書いてきたことを、60秒の物語にしました。
文章で読みたい人は、こちらへ。同じ話を、別の道から書いています。
30年飛び級 基本編 第15講。「目的」と「目標」の順番の話。てっぺん(目標)だけを見ていると、着いた瞬間に理由がなくなります。
30年飛び級 基本編 第9講。数えるのは連続日数ではなく、戻ってきた回数。一歩だけなら、今日もできます。
18歳までに知りたかったこと、ぜんぶ。このアニメは、その入口に置いてあります。
毛糸の帽子に、大きなリュック。夜のうちに山を登りきろうとして、途中でへばってしまう子ども。おじいちゃんの形見のランタンを提げています。
声:VOICEVOX:白上虎太郎
ランタンの炎。ハルが座りこんだとき、目がひらいてしゃべりだします。「ほっほ。わしは ずうっと、ここに おったよ」。おじいちゃんのような、のんびりした声。
声:VOICEVOX:ちび式じい
このアニメには、絵の素材が1枚も入っていません。山も星空も、ハルの顔も、ランタンの炎も、プログラムが時刻を受け取って、その瞬間の1枚を描いています。24コマ/秒で1,440枚。
設計書から絵コンテ、口パクの設計図、ピアノロールまで。うまくいったことと、転んだところを正直に書きました。
ご家庭で、教室で、図書館で。だれかに見せてくださるのは大歓迎です。ひとこと知らせていただけると、うれしいです。
営利目的の催しでの上映や、動画の一部を切り出しての利用は、先にご相談ください。
一歩だけなら、今日もできます。
次の作品は、上映室の棚に並べていきます。
秋元進吾
AIのサポートを受けながら、私のアイデアと考えを体系化した作品集です。
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