こんにちは、秋元進吾です。
開業を決めると、やることが一気に押し寄せてきますよね。
サービスづくり、屋号、サイト、名刺。
税金は「売上が立ってから考えればいい」・・・そう後回しにしたくなる気持ち、よくわかります。
でも、ひとつだけ先にお伝えさせてください。
準備期間に払ったお金・・・講座の受講料、道具、打ち合わせの喫茶店代。
これらは開業費という枠にまとめて、資産として持っておけます。
この枠の何がすごいかというと、経費にするタイミングを自分で選べること。
売上が伸びた年にまとめて経費化する、という使い方ができます。
ただし入場券が要ります。
レシートや領収書、そして「この事業のための支出だった」と説明できること。
証拠のない支出は、制度の上では存在しません。
今日から入れ物をひとつ・・・お菓子の空き箱でも、スマホの写真フォルダでも・・・用意してあげてください。
節税の王道、青色申告。
最大65万円の控除や赤字の繰越など、特典の多さは折り紙つきです。
見落とされがちなのは、これが事前申請の制度だということ。
承認申請の締切は、開業から2か月以内、またはその年の3月15日です。
「儲かってきたら切り替えよう」と構えているあいだに締切が過ぎると、その年は白色で確定。
マラソンと同じで、走りながらのエントリーはできません。
開業届と同じ日に、承認申請も出してしまうのが確実です。
開業準備で、費用ゼロなのに効果が最大の一手がこれです。
事業用の口座とカードを、生活用から切り離すこと。
混ぜたまま1年走るとどうなるか。
通帳、カードの明細、ネット通販の履歴。
3種類の記録を横に並べて「これは仕事、これは私用」と選り分ける日々がやってきます。
私はこの選り分けを、数百件やりました。
静かな部屋で、ひたすらに。
あの時間は、口座を1つ分けるだけで消せたものでした。
開業前の二大お悩み、屋号とインボイス登録(消費税の請求書を発行できる事業者になる手続き)。
どちらも、初日に答えを出す必要はありません。
目安をひとつだけ。
お客さまが会社や事業者の中心なら、インボイスは早めに検討。
一般の消費者が中心なら、急がなくて大丈夫です。
くわしい判断は、開業後の講座でじっくり扱います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
「後から直せない選択」の全体像は、地図編にまとまっています。
4番~6番が、今日の話です。
今日の話の実務編(開業届と青色申告・お金の境界線・記録の技術・決算書から提出まで)は、講座のコースA全4回で。すべて無料です。
全体マップを見る次回は「株・投資を始める前に知っておく、税金の話」です。