公開日: 2026-09-01

「安全」と認められたのに、まだ弾かれる。サイトが開けない騒動、その後

パソコンで開けなくなった方の対処法と、サイト審査で「安全」「優良」と認められたのにまだ開けない理由

こんにちは。秋元進吾です。

8月に、このサイトが「開けない」騒動を起こしたのを覚えているでしょうか。新顔のドメインが疑われて、一部のご家庭で弾かれていた、あの件です。

8月8日、セキュリティ会社の審査で「安全」、おまけに「優良」の札まで付いて、一件落着。そう思っていました。

ところが、話には続きがありました。今日はその続きと、いまも開けない方への対処法、そしてそこから見えてきた法則をひとつ、お話しします。


「安全」と認められたのに、まだ弾かれた

8月の終わり、友人の家に行ったときのこと。友人のパソコンで自分のサイトを開こうとしたら・・・弾かれました。ウイルスバスターのブロック画面です。

中央の名簿は、とっくに「安全」に直っているのに、です。

少し説明します。セキュリティ会社は世界中のサイトの「名簿」を持っていて、パソコンに入っているセキュリティソフトは、その名簿を見てサイトを通したり止めたりしています。8月8日に直ったのは、この中央の名簿でした。

ところがセキュリティソフトは、一度見た判定を、パソコンの中にも覚えています。8月6日から8日までの3日間、うちのサイトには誤って「危険」の札が付いていました。その3日間の古い札を掴んだパソコンは、中央の名簿が直ったあとも、手元の札のまま弾き続けることがあるのです。

つまり、「名簿を直した」と「全員の手元に届いた」は、別物でした。

サイト側から、これ以上できることはありません。各パソコンのソフトが更新されて、新しい札が行き渡るのを待つだけ。でも待っているあいだにも、開けないまま、黙って去っていく人がいるかもしれない。

だからまず、対処法を置いておきます。


パソコンで開けなくなって、スマホで読んでくださっている方へ

もしあなたが、以前はパソコンでこのサイトを読んでいて、8月ごろから急に開けなくなり、いまはスマホでご覧になっているのなら。まず、ありがとうございます。開けなくなったのに、別の入り口から探しに来てくださったわけですから。

あなたのパソコンは、壊れていません。セキュリティソフトの中に、8月上旬の古い「危険」の札が残っているだけです。

このページをスマホで開いたまま、パソコンを操作すると直せます。ウイルスバスターの場合で説明します。

  1. ウイルスバスターの画面を開いて、「アップデート開始」を実行する(画面右下の常駐アイコンを右クリックしても出てきます)
  2. 数分待ってから、ブラウザをいったん全部閉じて、開き直す
  3. akimo10shin5.com を開いてみる。開けたら、それで完了です

それでもブロック画面が出る場合は、もうひと押しです。

  1. ブロック画面の「例外設定に追加」にチェックを入れて、「ブロックしたWebサイトにアクセス」を押す。以後は止められなくなります

ウイルスバスター以外のセキュリティソフトでも、「ソフトを更新してから、開き直す。それでもダメなら、例外(許可リスト)に登録する」という順番は同じです。

直らないときは、contact@akimo10shin5.com に「まだ開けません」と一言ください。それだけで、こちらでずいぶん調べられます。


ついでに、3週間止まっていた申請の話

続きは、もうひとつあります。こちらは少し、恥ずかしい話です。

8月の騒動のとき、私は主要4社の名簿を確認して回りました。トレンドマイクロ、ノートン、グーグル、そしてマカフィー。このうちマカフィーだけ、うちのサイトが「未分類」のままでした。そこで8月6日、名簿に載せてほしいと申請を出しました。

3週間たっても、何も変わりませんでした。

理由は、申請のしかたにありました。私は名乗らず、匿名のまま申請フォームを送っていたのです。あとからよく見ると、ページの隅に「匿名の申請は、すみやかに処理されないことがあります。確実な返答を望むなら、アカウントを作ってください」という意味の注意書きが、ちゃんとありました。

8月30日、アカウントを作り、サイトの持ち主として名乗って、申請し直しました。

結果が変わったのは、その日のうちでした。「未分類」だったうちのサイトに、「ブログ・低リスク」の札が付きました。

匿名だと3週間放置。名乗ったら数時間。出した内容は、ほぼ同じなのに、です。

実は、2回目でした

「名乗ると早い」を体験したのは、これが初めてではありません。

8月の騒動の本丸だったトレンドマイクロでも、同じことが起きていました。1回目の申請は機械の自動判定に流されて、あろうことか「危険」判定に悪化。2回目に、持ち主として名乗り、事実を並べて「人間の再審査をお願いします」と書いたら、約20分で「安全」にひっくり返りました。

2社で同じ現象が起きたのだから、これはもう偶然ではないと思います。

機械やシステムを相手にするときこそ、名乗って、事実を並べて、人間に届ける。遠回りに見えて、それがいちばん速い。

考えてみれば、人間どうしの世界では当たり前のことでした。名乗らないお願いごとが後回しになるのは、窓口でも役所でも同じです。相手が機械でも、その奥には結局、人間がいるのですね。


約束の、見回り第1回

8月のお詫び記事に、「年に何度か、自分のサイトが各社の名簿でどう扱われているかを見に行くことにしました」と書きました。

その第1回を、9月1日にやりました。結果は、4社すべて「安全」。異常なしです。

正直に言うと、意志の力だけで見回りを続ける自信はありませんでした。なのでカレンダーに年4回の予定を入れて、仕組みにしてあります。予定が呼びに来たら、確認して、記録する。それだけです。

約束は、根性ではなく仕組みで守る。習慣の話と、いっしょですね。


今日、ひとつだけ

どこかの窓口やシステムに、匿名で出したまま返事がなく、止まっているお願いごとはありませんか。

名乗って、事実をそえて、出し直してみてください。3週間動かなかったものが、その日のうちに動くかもしれません。


この件の始まりから読みたい方は、新しいドメインは、疑われることから始まると、「あれ?サイトにアクセスできない」となっていた方へ、お詫びとお知らせをどうぞ。

この記事を書いた人

秋元進吾(進選ライフ)。AI活用、コンテンツ制作、アプリづくり、職人向けコンサル、暮らしのサポートを一人でやっています。

akimo10shin5.com