公開日: 2026-08-05
更新しました(2026年9月26日) 挿絵を入れました
■ この記事について
2020年6月に、noteへ投稿し、LINEのメルマガでも配信した記事の再掲です。文中の "ちゃんご店長" は、ネットショップを運営していたころに親しまれていた名前です。誤字も含めて、当時の文章をそのまま残しています。
今回は2回目の評価です。2025年にChatGPTに評価してもらいリライトまで作った記事を、2026年のいま、Claudeにもう一度読ませました。ふたつのAIの見立ての違いは、記事の後半にまとめています。
こんにちは😃ちゃんご店長でっす!
蒸し暑くなってきた今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか?
ちゃんご店長は皆様のご健康と安全を心から願っています。
さて、物の値段ってどうやって決まってるか考えたこと•••
一度や二度はあると思います。
少し前のことになりますが、コロナでマスクが手に入らなくなり、転売屋が超高値で売って、マスクの転売か禁止になったことがありましたね。
物の値段って、原価や需要と供給のバランス、場所や時の経過などの要因によって容易に変わってしまいます。
例えば、最近私はファックスがいくらで買えるのかネットで検索してみました。
そしたら高い物でも25000円くらいで買うことができることが分かりました。
でも1995年当時、今から25年前は125000円と今の5倍もしたのです。
ぼったくり⁉️と思われるでしょうか?
いえ、そんなことはありません。理由は後でわかります。最後まで読んでくださいね。
先ほども書いたように、物の値段は、原価や需要と供給のバランス、場所や時の経過などの要因によって決まります。
ファックスの場合は原価や時の経過によって現在とのこれほどの価格の差異が生じてしまったのです。
別のケースも考えてみましよう。
ちゃんご店長が中学生の時、通学路の途中にたこ焼き屋さんがありました。ちゃんご店長はたこ焼きが大好きだったので、学校の帰り道、休憩がてら、たこ焼きを店内で何度も食べたことがあります。たまに友達に見つかって、「たこ焼き食ってるやん」と言われて走り去られたこともあります(笑)
お店の場所は駅前とか人通りの多いところではなかったのですが、6個で100円と中学生の私にとってはとってもナイスな値段だったのでリピート客となりました。
今たこ焼きを食べようとするとなかなか100円で食べれるところは少ないかもしれませんね。
たこ焼き屋の場合、お店の立地条件やたこ焼きの大きさや店主の値付けの裁量によって値段が決まっていました。
このように、物の値段は様々な要因によって決められていきます。
最近ではネットの普及に伴って、農家から直接、産地直送という形で野菜やお米などを送ってもらうこともできますが、
大抵は間に、卸店や小売店がいくつも入って、手数料が上乗せされた形で私たちの目に触れることになります。
製作者やメーカーが最初に決めた定価は、その物の価値を表します。でも価格競争などによって簡単に価値は下げられてしまい、需要より供給量が多かった場合、その下落幅は大きくなり、大量に売れ残ることとなります。
あと、念頭におく点として、物には資産性があるものとないものがあります。
ファックスの場合、購入後の使い方によっては購入金額以上のキャッシュを生み出すことが可能なので資産性がありますね。
たこ焼きは食べたら、胃の中に入って、胃なくなってしまうので笑、資産性はありません。
もう一つ大切なことがあって、
物には最初に付けられた価値のほかに、付加価値というものがあります。
ファックスの場合、家具とか家とかもそうですが、購入後、利用すればするほど思い出が足されていきます。
だれか有名人が使ってたとか、あるいはファックスを使って恋人との愛を育んだとか、そういう付加価値がつきます。
もし中古としてメルカリやヤフオクで出品したら、物によっては、購入金額以上の値がつくこともあるでしよう。
今の経済の仕組みは、生活必需品ではなく、なくてもよい物に価値を持たせてあるいは価値があるように魅せて売っていくことで成り立っています。
経済不況になったり、今回のコロナのように、失業者が増えるような状況になると、人々の金銭的な余裕がなくなり、消費が明らかに減ってしまうことは周知の事実です。
物を売らないと企業も個人も暮らしていけなくなるので必死に売ろうとします。
なので、これを読んでるあなたには、こうした社会の仕組みを理解して、給料や収入を賢く使っていただきたいと思っています。
今日の記事を読んで、何か思いついたことがあったら、遠慮なくメッセージくださいね。アウトプットにもなりますしね。今後も有益な情報をお届けしていきたいと思います。
では最後まで読んで下さった方、ほんとにありがとうございました。またのメッセージをお楽しみに❗️
ちゃんご店長でした。
この連載は、昔の記事をAIに読ませて評価してもらう企画です。ただ今回は、少し事情が違います。
この記事、2025年の9月に、一度ChatGPTに評価してもらっているんです。しかもその場でリライトまで作って、私が「いいねーこれで投稿するよ」と言った記録まで残っています。
なので今回は2回目。当時のChatGPTの評価と、2026年のClaudeの評価を、並べてお見せします。同じ記事なのに、見るところがけっこう違いました。
褒められたのは、タイトルのインパクト、語りかけの距離の近さ、「物の値段はなぜ変わるのか」というテーマの普遍性、FAX・たこ焼き・農産物と例の幅が広いこと。
指摘されたのは、こういうところでした。
総評は、親しみやすさとテーマの面白さが強み。構成の整理と、具体的なデータと、読者への次の一歩を足せば、今のnoteでも十分戦える、とのことでした。
まっとうです。ぐうの音も出ません。
評価だけでは終わりませんでした。その場でリライトを頼んで、気になるところに注文を付けては作り直させる。全部で5回です。当時の私の注文は、こんな感じでした。
出来上がったのは、2020年版・2025年版・2030年版の三層構造で、見出しが整理された、なかなかきれいな記事でした。最後は「いいねーこれで投稿するよ」と言って、この会話は終わっています。
で、実際に投稿したかどうかの記録が、ありません。
・・・気になって、noteを確認しました。
投稿してませんでした。リライトを作ったところで、止まってました。
1年たって、今度はClaudeに読ませました。元記事だけでなく、ChatGPTの評価とリライトも、まとめて見せています。
すると、1回目では出てこなかった指摘が返ってきました。
#### 指摘1:タイトルが、本文にない出来事を描いている
タイトルは「25000円で買えるのに125000円で買っちゃう」です。素直に読むと、いま25000円で買えるものに125000円払う人がいる、という話に見えます。転売とか、ぼったくりとか、そういう匂いです。
でも本文で起きているのは逆で、昔125000円だったものが、いまは25000円になった、という話です。誰も高く「買っちゃって」いません。
ChatGPTも「タイトルと中身のギャップ」までは指摘していました。Claudeはもう一歩踏み込んで、ギャップというより、タイトルの文が本文に存在しない出来事を描写しています、と。
・・・おっしゃるとおりです。当時の私は、インパクトの優先順位が高すぎました。
#### 指摘2:「思い出」は、メルカリの値段には乗らない
元記事は、FAXの付加価値(もともとの機能とは別に足される価値)の例として、有名人が使っていたとか、恋人との愛を育んだとか、そういう思い出が付けば中古で購入金額以上の値がつくかも、と書いています。
ここにClaudeは、こう言いました。
思い出は、持ち主にとっての価値です。メルカリの値段は、他人が払う額です。このふたつは別物で、恋人との思い出は、残念ながら値札には乗りません。乗るのは、状態と、希少性(手に入りにくさ)と、欲しい人の数。この段落では「自分にとっての価値」と「市場でつく値段」が混ざっています、と。
・・・ぐうの音も出ません(2回目)。
#### 指摘3:いちばんいいのは、たこ焼き屋
ダメ出しばかりではありません。
この記事でいちばん強いのは、データでも理屈でもなく、たこ焼き屋のくだりだと言われました。
友達に見つかって「たこ焼き食ってるやん」と言われて走り去られる。6個100円。駅前でもない場所。値段の記憶と、風景と、ちょっとした恥ずかしさがセットになっていて、読者が読み終わって覚えているのはここです、と。
正直、うれしかったです。あの場面は、書いたというより、思い出したまま置いただけなので。
#### 指摘4:そのたこ焼き屋が、リライトから消えていた
ここからが本題です。
ChatGPTのリライト版を読んだClaudeが、こう言いました。
構成は見違えるほど整理されています。見出しも、流れも、文句なし。ただ、たこ焼き屋のくだりが「6個100円、立地も地味。安くて美味しいので常連になった」という要約に置き換わっていて、走り去られた場面が消えています。AIは構成を整えるとき、概念を残して、いちばん人間くさい部分から削っていきます、と。
読み返したら、ほんまに消えていました。
5回も往復して、私は気づいていませんでした。「いいねー」と言うてました。
#### 指摘5:今回は、ボケを拾いよった
元記事に「たこ焼きは食べたら、胃の中に入って、胃なくなってしまうので笑」という一文があります。
今回、過去のチャットを発掘して資料にまとめる作業を、別の担当のAIに任せていました。その資料では、この一文が誤字リストに入っていました。「清書時は要修正」やて。前回のヘッドバーンと同じ流れです。またか、と思いました。
ところが、評価役のClaudeは違いました。
胃の中に入って、胃(い)なくなる。「笑」まで付いているので、これは誤字ではなく言葉遊びでは、と。
・・・拾いよった。
前回、ボケを真顔で誤字扱いされて、AIは事実は拾うけどボケは拾わへん、と書いたところです。その舌の根も乾かんうちに、拾いよった。
訂正します。AIは、ボケを、たまに拾います。
ちなみに、整理担当も評価担当も、中身は同じClaudeです。同じAIでも、任せる仕事と渡す文脈が違うと、見えるものまで違うらしい。おもしろいですね。
同じ記事を、別のAIが、時間をおいて読む。返ってくるものが、こんなに違うとは思っていませんでした。
ChatGPTは「どう直すか」をくれました。構成、見出し、次の一歩。実際、リライトはきれいに仕上がりました。
Claudeは「何を残すか」を見ていました。たこ焼き屋の場面。ボケ。人間くさい部分。

どちらが上、という話ではありません。工事の現場でも、電気屋さんと水道屋さんでは見る場所が違います。AIも同じで、1台の言うことを答えにせず、別の目を通す。それだけで、見落としはだいぶ減ります。
そして、この記事を書き直すときは、たこ焼き屋を、まっさきに戻します。
実際に戻すと、どうなるか。せっかくなので、少しだけお見せします。
指摘を全部受け取って、2026年版として最初から書き直しました。ここでは、冒頭と、たこ焼き屋のくだりだけ載せます。
こんにちは。秋元進吾です。
2020年の梅雨どき、ふと気になって「ファックス 価格」で検索したことがあります。
出てきたのは、高いものでも25,000円ほど。そして1995年ごろの価格として出てきた数字は、125,000円でした。
25年で、10万円安くなっている。
ぼったくりだったのか。いえ、違います。値段には、動く理由があるんです。
(中略)
中学生のころ、通学路の途中にたこ焼き屋さんがありました。
たこ焼きが大好きだったので、学校の帰り道、休憩がてら店内で何度も食べました。たまに友達に見つかって、「たこ焼き食ってるやん」と言われて走り去られたこともあります。
駅前でも、人通りの多い場所でもありません。それでも6個で100円。中学生の財布にはとってもナイスな値段で、私はすっかりリピート客になりました。
たこ焼き屋、戻ってきました。
名乗りが「ちゃんご店長でっす!」から「秋元進吾です」に変わったのは、6年分の変化ということで。全文は、ブログの書き直し版で読めます。
最後に、遊びをひとつ。
上の元記事には、誤字が3つあります。よかったら、スクロールで戻って探してみてください。6年前の自分の誤字を教材にする日が来るとは思いませんでした。
ひとつだけ注意。誤字に見えて誤字じゃないものが、1つ混ざっています。指摘5に出てきた、あれです。AIも一度ひっかかりました。
答えは、この下です。
答え
そして「胃の中に入って、胃なくなってしまうので笑」は、誤字ではありません。ボケです。大事なことなので、2回言いました。
なお「食べれるところ」の "ら抜き" は、話し言葉ということで見逃してください。
この「評価してもらったら」は、連載です。過去に書いたものをAIに読ませては、褒められたり、叱られたり、ボケを拾われたりしています。
秋元進吾(進選ライフ)。AI活用、コンテンツ制作、アプリづくり、職人向けコンサル、暮らしのサポートを一人でやっています。ネットショップを運営していたころは "ちゃんご店長" の名前で親しまれていました。
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