コースDの最終回は、書類の話。
第0回の相関図に出てきた"別館"・・・第三表まで、川を通します。
不動産の譲渡は、まず譲渡所得の内訳書(計算明細書)に、売値・取得費・費用を書き込みます。
D3の式が、そのまま書類になった紙です。
ここで出た譲渡所得の金額を、第三表に転記します。
株の譲渡なら、年間取引報告書をもとにした計算明細書が同じ役割です。
第三表は別館ですが、独立国ではありません。
給与や事業などの総合課税の所得は第一表・第二表で、譲渡は第三表で計算し、最後に第三表の中で税額が合流します。
「本体(一表・二表)+別館(三表)を、セットで1つの申告」・・・この形で覚えてください。
譲渡の申告には、根拠の書類を添えます。
売買契約書の写し、費用の領収書、(特例を使うなら)その要件を示す書類など。
そろい切らないときは、それを理由に申告自体を止めないこと。
まず期限内に申告し、足りない書類の扱いは税務署に相談する・・・期限を守るほうが優先です(地雷1・5)。
送信前に3つだけ。
桁を数える。第三表と明細書の数字が一致しているか見る。特例の適用もれ・重複がないか見る。
そして、少しでも判断に迷いが残るなら、送信せずに止まる。
迷ったまま出すより、聞いてから出す・・・その聞き方は、次の山頂2で丸ごとやります。
国税庁サイトから第三表のPDFを開き、自分が書きそうな欄(譲渡の区分・所得金額)に印をつける。