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はじめての確定申告 遭難しない登山地図 コースD 第4回(最終回)

第三表を書く

📅 対象:令和7年分(2025年1月〜12月の所得)/作成:2026年8月/次回確認:2026年12月

更新しました(2026年9月26日) 挿絵を入れました

水車小屋から流れる川が小さめの別館に入り、渡り廊下で大きな本館とつながり、2つの建物の窓に明かりがともっている。
狙い分離課税の申告書一式の流れを、通しでイメージできる
宿題第三表のPDFを眺めて自分が書く欄に印をつける
所要時間約60分

はじめに

コースDの最終回は、書類の話。
第0回の相関図に出てきた"別館"・・・第三表まで、川を通します。


講義1:計算明細書 → 第三表の流れ

不動産の譲渡は、まず譲渡所得の内訳書(計算明細書)に、売値・取得費・費用を書き込みます。
D3の式が、そのまま書類になった紙です。
ここで出た譲渡所得の金額を、第三表に転記します。

株の譲渡なら、年間取引報告書をもとにした計算明細書が同じ役割です。


講義2:第一表・第二表との合流

第三表は別館ですが、独立国ではありません。
給与や事業などの総合課税の所得は第一表・第二表で、譲渡は第三表で計算し、最後に第三表の中で税額が合流します。
「本体(一表・二表)+別館(三表)を、セットで1つの申告」・・・この形で覚えてください。


講義3:添付書類の整え方

譲渡の申告には、根拠の書類を添えます。
売買契約書の写し、費用の領収書、(特例を使うなら)その要件を示す書類など。

そろい切らないときは、それを理由に申告自体を止めないこと。
まず期限内に申告し、足りない書類の扱いは税務署に相談する・・・期限を守るほうが優先です(地雷1・5)。
ただし、空き家の特別控除のように役所発行の証明書が要件になっている特例は、その証明書が期限内に間に合わないとその年の適用ができず、後から確実に救済されるとは限りません。証明書は早めに動き出してください。


講義4:提出前チェックと「止まる勇気」

吊り橋の手前で登山者が立ち止まり、木のベンチの脇で手元の紙を見返している。

送信前に3つだけ。
桁を数える。第三表と明細書の数字が一致しているか見る。特例の適用もれ・重複がないか見る。

そして、少しでも判断に迷いが残るなら、送信せずに止まる。
迷ったまま出すより、聞いてから出す・・・その聞き方は、次の山頂2で丸ごとやります。


✍️ 演習(10分)

国税庁サイトから第三表のPDFを開き、自分が書きそうな欄(譲渡の区分・所得金額)に印をつける。


📌 まとめ・宿題・接続

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※この教材は一般的な税制の解説であり、個別の税務相談ではありません。制度は年分によって変わります。特にコースDの特例は要件が細かいため、適用の判断は必ず税務署(国税相談専用ダイヤル 0570-00-5901)または税理士にご確認ください。本文は令和7年分の制度(作成時点:令和8年8月)に基づいています。
#はじめての確定申告 #遭難しない登山地図

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